JTB甲府支店
河口湖を訪れる訪日観光客向けの新しい観光交流拠点「ツーリストベース河口湖」への誘客施策を実施しました。
2023年11月に河口湖駅前に開設された観光施設「ツーリストベース河口湖*1」。
河口湖を訪れる訪日観光客向けに、日本文化を感じられる「カフェ」「モビリティ」「オプショナルツアー」「体験コンテンツ」を提供する新しい観光交流拠点です。
しかし、駅から近く好立地ではあるものの、導線がわかりにくく、なかなか存在に気づいてもらえないことが課題であり、旅マエ(旅行前)と旅ナカ(旅行中)において訪日観光客へのアプローチを行う必要性がありました。
当社はこれらの課題を解決するため、インバウンド施策のトレンドであるGoogleマップの活性化や、描き起こしたオリジナルキャラクターのサインバナー掲出、コインロッカーのラッピングなどを活用した視覚的な訴求を行うことで、施設への誘客を促しました。
「ツーリストベース河口湖」の認知拡大と来店促進のための施策を実施しました。
河口湖に訪れている観光客、もしくは、これから訪れる予定の観光客に、施設の存在に「気づかせること」が最重要だと考え、施設に立ち寄る可能性が高い方々にアプローチしました。
近年口コミを参考にした消費行動の意思決定が顕著になっていることから、世界的に圧倒的なユーザー数を誇り訪日旅行者の多くが利用しているGoogleマップへの広告を掲出しました。また、河口湖周辺だけでなく「富士山」等関連ワード検索者に対してもアプローチを行いました。
その結果、Google広告掲出期間(2023年12月中旬~2024年2月中旬までの約2ヵ月間)において、公式ホームページのアクセス数増加につながりました。
河口湖駅周辺の滞留者に対する周知策として、視認性が重要だと考え、サインバナー(広告や案内のために使用される大きな表示物)やコインロッカーのラッピングなど、入り口前のスペースを活用しました。このような視覚的な要素は、旅行者が写真を撮影し、シェア・拡散することで、新たな誘客のきっかけを生み出すことが期待できます。
「富士山」や「河口湖」への道案内および各種交通チケットを販売している箇所での告知を実施。ターゲットをニーズがある訪日旅行者に限定し、正確な情報を届けるため、スタッフが口頭で補足しながらチラシを手渡しで配布しました。