
NFC(Near Field Communication)は、スマートフォンやデジタルウォッチなど。電子機器の端末をかざすだけで、周辺機器と無線通信ができる便利な近距離通信技術です。
スマートフォンやICカードにNFC対応チップが搭載されている為、電子マネー決済や少量データのやり取りなど、日常の人々の生活、通勤、通学、旅行と様々な場面でも、NFCの仕組みは利用されています。


①Type-A
最も一般的で安価。大量生産されており、セキュリティ機能も基本的なレベル。一般的なICカードに採用されています。
主な用途:一般的なICカード、社員証など。
②Type-B
セキュリティ性が非常に高く、パスポートやマイナンバーカードなど公的証明書に採用されるため、暗号化や認証機能が強化されている。FeliCaほど高価ではないが、Type-Aよりは高い。
主な用途:運転免許証、パスポート、マイナンバーカード。
③FeliCa(Type-F)
SONYが独自で開発をした日本独自の技術。日本市場に特化。反応速度に優れ、高速通信・高セキュリティを実現するための専用チップや暗号化技術が搭載されているため、製造コストが高い。
主な用途:交通系ICカード、電子マネー、航空搭乗券など。
④ISO/IEC 15693
RFIDと呼ばれていて、主に店舗や倉庫での商品管理に利用。長距離通信が可能なRFID規格で、在庫管理や図書館などで使われています。セキュリティはType-Bほど高くないが、通信距離や特殊用途のためType-Aよりは高価です。
主な用途:商品管理、公共図書館の蔵書管理、スキー場のリフト券、セルフレジ、入退室管理。
必要とされているNFCの形状や数量、加工を要するかなど要件により単価も変化しますが、基本的には高いものから安いまでを並べると以下の順番になります。
FeliCa > Type-B > ISO/IEC 15693 (RFID)> Type-A
NFCタグにスマートフォンをかざして、特定のWebページやYouTube動画、SNSアカウントなどを瞬時に表示することができます。※事前にスマホ側でNFC読み取り設定が必要です。
しかし、QRコードの場合は専用アプリを起動してから読み取る手間がありますが、NFCなら「かざすだけ」でOKです。つまり、QRコードに比べてNFCはユーザーの負担を減らせることが大きな特徴です。

・各種ポスターや店頭POPに貼付。
・オフラインからオンラインへの導線をスムーズに。
・プライスカードに設置。
・商品詳細やレビューを即表示。
NFCはコンパクトかつ軽量です。POPに張り付けるだけなので、デザインへの影響がないという特徴があります。つまり、QRコードなどの二次元コードと比べてもアレンジがしやすい為、旅行商品に限らず、幅広いシーンで店頭訴求などにご活用いただけます。
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